太郎がいる

 偉大なる日本の芸術家の作品がここにも。
吹田市のマンホール
 吹田市のマンホール
 マンホールの蓋の製造技術が上がってカラフルなものが増えていますが、これもそのひとつ。
 岡本太郎の最も有名であろう作品のひとつ「太陽の塔」が中心に据えられたデザインのマンホールの蓋。「人類の進歩と調和」がテーマだった1970年の日本万国博覧会(通称、大阪万博)のシンボル的存在であったお祭り広場に設置されていた太陽の塔。設置されているのが吹田市なのでこの意匠なのでしょう。
 太陽の塔には三つの顔があり、それぞれ過去(背面)・現在(正面)・未来(頭部分)を表しています。また、現在所在不明ですが地下に第4の顔となる地底の太陽(太古の太陽)が設置されていました。
 お祭り広場の設備と屋根が取り払われ、単独で立ち続ける太陽の塔ですが、いまなお圧倒的な存在感を示しています。

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