戦争の証人

 大阪府立北野高等学校の校舎です。

航空機銃掃射の弾痕のある校舎
 航空機銃掃射の弾痕のある校舎

 近年に校舎を新築する際に、歴史を語る貴重な証人として、旧校舎の一部を保存して新校舎の壁として移設されています。移設以前には接着剤による剥落防止処置をするなど、保存につとめていました。

弾痕部分のアップ
 弾痕部分のアップ
 よく解るようにコントラストを強調しています

この壁は太平洋戦争中に撃ち込まれた航空機からの機銃弾の弾痕が残る壁です。
(北野高校のウェブにある沿革・構内風景にある旧校舎のフォトツアーでは当時の様子を見ることができます)
 戦争中は旧制北野中学でしたが、その際の空襲で降下してきた爆撃機による機銃掃射を校舎に向けて射たれた際の弾痕が残っているのです。日本の漫画の始祖である故手塚治虫氏が通っていたのもこの旧制北野中学です。
 当時頻繁に行われていた大阪の空襲で亡くなられた生徒を偲び、この保存された壁の下には「殉難乃碑」があります。

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