京阪電気鉄道700系(3代)

 併用軌道を走っていますが路面電車ではありません。
京阪電車700形
 京阪電車700形 705-706
 撮影 2010年5月
 浜大津から石山寺駅行き(石山坂本線)の車両。部分的ではありますが専用軌道ではなく併用軌道を走行するところがこの路線の特徴でしょうか。車両も路面電車規格ではなく郊外電車規格が用いられています。
 この700形は600形の増備車両として計画され、架線電圧を大津線と同じ1,500Vに対応したため新形式車両として改めて700番台の車番をつけたもの。主回路やコンプレッサー回路の複電圧化のほかにも、ブレーキ装置を全電気指令式ブレーキに変更しているところが特徴です。
 この705-706は元は500形の車両を流用・改造したもので、京阪電鉄の錦織車両工場で改造されました。
 ※この車両は2016年2月26日から2017年3月31日まで「ちはやふる」のラッピング列車として運行されています。

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