ZIFソケット

 以前に紹介したどうやらパチモンくさい(笑)ソケットを購入。

TFXTDOL 18pin
 TFXTDOL 18pin

 もう、見るからにコピー品と言わぬばかりの色といい、形状といい、もう笑かしてくれます。
前回の記事にも紹介しましたが、このソケットの本家というかオリジナルであるTEXTOOLのソケットの場合は、コンタクト部分が信頼性向上のために金メッキされていますが、こちらはニッケルめっきかなにかのまま。
 実際に使うには開発中のターゲットに実装する必要があるのですが、ピンが挿入するデバイスのピンをつかむようにするためにV字のリーフ型になっており、実装部のピンの形状が通常の丸ピンソケットなどでは挿入できません。

ピンの形状
 ピンの形状

 このように横に平たい形状のため丸ピンソケットに挿入できない
 仕方がありませんので、このソケットの下に丸ピンのICソケットをハンダ付けしてゲタを履かせます。


 ゲタを履かせた状態
 さらに下にゲタがあるが気にしないでください

 ソケットにソケットをハンダづけする際に、ハンダののりがかなり悪い事もあるため、フラックスを少し塗ってからハンダ付けすると、導通不良やソケットのプラスチック部が焼けるほどコテを当てないとハンダが付かない状態が避けられます。
 一応いままでの丸ピンのゲタ(ラッピング用のICソケットをはさんだもの)も含めて、開発時のデバイスの抜き差しにIC引き抜き工具(以前の記事を参照)を使う必要が無くなりました。
 おかげで、デバッグ時のデバイスの書込み→実装→実行テスト→取り外し→デバッグという繰り返しにデバイスの抜き差しに対するストレスがかなり軽減されました。
 ただし、いかんせんパチもんですので、それほど信頼性があるのかどうかは疑問が残る点がありますが…。

2件のコメント

  1. ははぁ、仕様が違うのか型番が違うものがあるのでしょうか。
    TEXTOOL=高級品金メッキ接点
    というイメージがあったのですが。
    それとも…。いやいや、それは無いと思いますが。

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