カキ氷

大阪を中心とする関西圏と、関東をふくむそれ以外ではどうも違います。
かき氷
かき氷
大阪のカキ氷はフラッペの場合も含めて氷の上から蜜をかけます。それに対して関東圏では蜜を入れてから上から氷をかけます。大阪版は最初から蜜の甘い味を楽しめるのですが、関東版では最初は氷の味しかしません。
それが粋(スイ)だということなのでしょうが、関西人には全く持ってなじめません。
スイ次いでですが、香料も色も無い砂糖蜜のカキ氷を関西ではみぞれ、関東ではスイと呼び、これまた違うものになってしまっています。
大阪版は最初に甘い味を楽しめ、崩していくと最後はシャーベット上の氷水になりますが、関東版では最初に突き崩してしまわないとそうならず、蜜の味を楽しむには底のほうをほじくり返すしかありません。この点がイラチの関西人には我慢できない点だとひそかに思っております。
あの頭がキーンと痛くなる(アイスクリーム頭痛)なる瞬間までガツガツと食べるのもまた、醍醐味なのかもしれませんね。

2件のコメント

  1. 関東式ってそうなのですか?
    昔はそうだったのかな?
    ボクがこちらでよく食べるのは必ず「まず下にシロップを入れ、その上に氷で、さらにその上からシロップ掛け」のサンドイッチ方式がほとんどですが。
    サンドイッチ方式は最初から最後まで甘い味が楽しめ薄くならないのですきです。

  2. 最近は入り混じっているようですが、皿にシロップを入れてから氷をかいてかけるのは明らかに関東式です。
    ご指摘のように、上からシロップをさらにかける場合もあります。
    もともと関西では最後にかける食べ方です。
    例外は宇治金時とかミルク金時などのタイプでしょうか。シロップ、氷、シロップ…と何回か重ねて作りますからね。

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