スペクトラムレベルメータ(#5)

 マトリクスLEDに接続してテスト。

テスト中
 テスト中

 ディスプレイ基板が完成したので全基板との結線ケーブルを製作し動作テストを始めました。

筐体内部
 筐体内部

 マトリクスLEDのROW側は部品面のマトリクスLEDと基板の隙間に潜り込ませ、COL側のヘッダピンのみ裏側に実装することになりました。部品面のランドにはんだ付けするだけでは引っ張り強度に耐えられるか心配でしたので出来るだけ少なくした形です。
 今回マトリクスLEDの配線が8×3の24本もあり、コネクタを作るのが手間でした。その代わりに取り付け・取り外しは格段に手軽で楽になり、テストなどで表示基板の脱着を行うにしても手間がほとんどありません。
 今回HT16K33というライブラリ(名称がそのものズバリです)をインストール・使用したのですが、デモを実行しても勝手が違うと思いライブラリ内部を調べてみると私の意図する16×8のマトリクスLEDを目的としたのではなく、よくあるHT16K33を搭載した多桁7セグメント(7セグメントLED4桁が対象のようです)のモジュールを前提としたライブラリでした。要はデータをダイレクトに表示するのではなく数値を4桁7セグメントLEDのセグメント・データにデコードして表示させるのが目的のライブラリ。ご丁寧に1桁をコロン点灯のために用いて時計表示も簡単にできるようになっていました。
 これは今回の目的には合わないライブラリです。他のライブラリも似たようなものばかりでしたので仕方なくHT16K33に16×8の生データを送信するプログラムを自前で作り始める羽目になりました。と言う事でしばらくプログラミングに集中する事になりますのでハードの方は少しお休みです。

【今までの記事】
スペクトラムレベルメータ(#1)MPUメイン基板検討中
スペクトラムレベルメータ(#2)メイン基板製作
スペクトラムレベルメータ(#3)LEDドライバ基板製作
スペクトラムレベルメータ(#4)筐体組込み
スペクトラムレベルメータ(#5)この記事

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