電子ボリューム(その4)

 CS3310制御基盤を製作。

制御基板
 制御基板
 Arduino MiniCore 8MHz 内部発振モード

 以前製作したMiniCoreの内部クロックモードの基板は外部の接続にI2Cを想定していたため引き出しピンがSDA/SCKの2線式通信でCSがありませんでしたので改めて3線式のSPIの引き出しピンの基板を製作しました。
 SPIとI2Cは共存するのはかなり厄介そうだったので表示部に用いる予定のLCDは4bitモードのパラレル接続で制御することにして、必要信号線などのヘッダを整理してまとめました。汎用にはならないですが、接続を悩む必要がなくなりますし、今後使いまわすこともないでしょうから専用基盤として製作しています。また内部オシレータを使うことでX’TAL用の端子(PB6, PB7)が利用できるようになります。
 どちらにせよMPUとCS3310を同一の基板に実装しようとすると秋月D基板サイズでは絶対収まらないので秋月C基板のサイズが必要となりますから個別に動作確認できるように先のCS3310基板同様D基板サイズそれぞれ分けて製作しました。
 ソフトウェアとしてCS3310との通信、ロータリーエンコーダーによる音量の操作を第一優先とします。キャラクタLCDの制御と音量設定の表示、できればオーディオ信号のレベル表示までさせたいところですが実際に訳ありケースに組み込むにはいわゆる1602のキャラクタ液晶ディスプレイが大きすぎて操作系などを押し込むスペースが取れないので、実際に対応するかは悩みどころです。
 まずロータリーエンコーダーによる音量制御だけを実装してCS3310の動作検証まで進めたいと思いますが、ソフト開発のフェーズに入るのでしばらくこのテーマでの更新はできないと思います。

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