おかんでは無く

 大阪弁の「おかん」。お母さんの事を指しますが、上品な言い方はこちら。
ははの味「まんま」
 ははの味「まんま」
 大阪だけではなく西日本の広い範囲でご飯(食事)の事を「まんま」と言います。
 子供に「まんまんちゃん、あんしとき」と言うと、仏壇(ぶったん)の前に座って拝んできます。いや、最近の子供には通用しないか。
 オカンの味ではなく、そこはかとない上品さが感じられる「ははの味」。
 私の場合は自分のおかんの事を「母」と呼ぶのはそれなりに年齢が上がってからだったように思います。このお店、小児語の「まんま」が屋号の割にはそれなりにお年を召された方々向けのように感じ取られます。でなければマザコン向けかも(笑)
 最近は親子で台所に立つ事が少なくなってきているのか、家庭の味の継承というのはなかなか難しい状況のようです。

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