倒福

 中華料理店などで良く見かけます。
倒福(とうふく)
 倒福(とうふく)
 福の文字が上下逆さまになっています。福が上から降ってくる・・・わけではないようで。

 中国では春節(旧暦元旦)の際に家に貼る事が多いようです。
 逸話では皇帝の処罰対象ではない家に「福」の文字を貼って区別したとの事ですが、皇后がそれを阻止すべくすべての家に「福」の文字を貼らせて民衆を救おうとしたそうです。その時、一件だけ上下を逆に貼った家が有り、処罰対象となりそうになりましたが、皇后が福が「倒」に掛け福が「到」と言う意味で貼ってあり福が来る事を意味していると諭したことで難を逃れたそうです。
 それ以来、運を担ぐ縁起物として福の文字を上下逆さまに貼るとか。
 これに関連して「蝙蝠」は「遍福」と発音が同じであり「福」はコウモリの文字の一部「蝠」と発音が同じ事から逆さまのコウモリも同じように幸福のシンボルとされて使われることもあります。一般的には倒福の赤字白文字と同じように赤い逆さコウモリが描かれるようです。
 日本でも「蝠」と「福」を同じ意味として縁起物に使う事もあるそうです。

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