耐寒ツーリング

 さすがに寒い!
気温6℃
 気温6℃
 冬期凍結が発生しやすい場所は、走行時の目安にこんな気温表示と注意警告がでるディスプレイが路傍に立っています。いままでにも寒さを見てもらう(笑)ために何度か撮影していますが、やっぱり寒いものは寒い。
 最近、凍結や解氷剤などの路面状態悪化による転倒するのでは?とビビってしまっているので、あまり走りに出ていませんでした。まず、行こうと思う日の前日に雨や雪などが降っていない事が第一条件。いつも走行している経路には万年日陰の場所が何ヶ所もあり、そういう場所は晴天時の日中でも凍結したままの可能性が非常に高いのです。そんな場所は山の法面に雪がどっさり残っていたりする事もあります。
 さらにもうひとつの条件として、前日夜半に気温が下がりすぎない事。アメダスの温度分布で氷点下になっていることがあれば、その周辺はまず間違いなく凍結しています。
 凍結時の転倒ほど惨めなものはありません。タイヤが滑って足をついて立て直そうとしても、その着地した足がツルツルの凍結路面で滑って車体姿勢の立て直しもへったくれもなく、そのまま転倒するしか無いので、「あぁ〜、やられたわ〜」としかなりません。
 まあ、凍結のおそれがある山間部を走りに行かなければ良いのでは、という話もありますが(苦笑)。
 そんなこんなで、この厳寒時に走りに出る機会がめっきり減ってしまったのですが、久々に前日当日とそこそこの高い気温が見込めたので走りに出てみました。
 しかし案の定、山間部はこの見事な晴天の陽射しの下で6℃という厳寒。
 写真をみれは判ってもらえるかもしれませんが、路面が白いのは解氷剤の跡。このような場所を走った後は車体下回りや車輪周り等に解氷剤(塩化カルシウム等)がべったり付いてしまい、すぐに錆が出てしまいますので、この日も帰宅後、冷たい水を我慢しながら下回りをたっぷりの水で洗い流ししました。
 この日はいつもの様に能勢経由でスタート。R173まで出たら篠山からR176へ移り、春日の道の駅で一休み。北近畿豊岡自動車道を北上して、途中で下りて遠坂峠を通ったのですがそこでドキドキに遭遇です。遠坂峠が近づいてくると積雪で大型車離合困難との表示看板が立っていました。現地に行くと除雪はされていましたが、路肩に雪が山積みで道幅が狭くなっていました。
 遠坂峠も万年日陰があるので、凍結していないかドキドキしながらなんとか通過。途中の山肌には雪は残っているわ、路肩は雪が山積みで溶け出しているのか凍結しているのか判らない路面はあるわで寒い上に心臓に良くありません。
 無事抜けると和田山から豊岡に行くか八鹿の道の駅で足湯に浸かって暖まるか悩んだのですが、日が陰ると猛烈に寒くなるので、取り急ぎそのままR9で福知山方面へ抜けて帰る事にしました。
 どこを通っても6〜7℃の表示ばかり続き、水温計はC側に貼り付いているし、途中で「なんでこんな日にはしっているのだろう?」と思ったりもしましたが、そこは意地で。
 R9を瑞穂まで戻り、R173に入って大阪方面へ。途中の道の駅・瑞穂の郷もパス。R173で山越えをしたら府道4号で野間から妙見山へ。あとはいつもの様に見山〜忍頂寺から府道1号で茨木までもどり大阪へ。
 午前中は陽も当たりそこそこ温かく感じたのですが、昼を回ったあたりから陽が陰り、薄曇りまで回復はしたのですが気温なりの寒さで走行する事がほとんどでした。
 寒いと体が緊張するので筋肉が強張ります。全身凝ってしまいましたので、さすがに帰宅後はまずシャワーで暖まり、ちょっと肴をつまみつつ酒呑んで、すぐにそのまま寝てしまいました。
 下界では梅の花が咲いたり、菜の花が咲いている場所もあるぐらいですので徐々に温かくなるのでしょう。これからが(私的には)オン・シーズンに突入と思いたいところです。

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