基本的

 基本的な事です。
株式会社ベイシック
 株式会社ベイシック
 コモンセンス(common sense)とはちょっと違う、物事の基本的な事や、初歩的なものを指します。
 基本に忠実な会社なのでしょうか。
 昔々(それほどでもない)、日本でパーソナルコンピューターが出始めたとき、プログラミングのための言語はBASICが標準でした。当初はディスクから読み込む事など無しにROMで直接起動して即座にBASICのコマンド入力画面兼エディタになっていました。
 もっともPC-8001がリリースされる前のボードコンピューターであるTK-80に子基板をつけてBASICインタプリタが起動できるようにしたTK-80BS。さらにTK-80のプロセッサ基板を廃してすべてをまとめて完成品としたCOMBO BS/80という製品もできましたが日本の黎明期のパソコンはNECを筆頭にシャープや日立、富士通などからリリースされていたどれにもBASICインタプリタが搭載されていました。
 今でこそ当時のようなBASICを使う機会はあまり無いかもしれませんが、当時ソフトウェア単体での販売がほとんど無かった時代にBASICを商品として販売したマイクロソフトは目の付けどころが違ったのでしょう。もっともソフトウェアは無償で配付される(特にパブリックドメイン)だった時にソフトエア単体に「権利」を主張して「利用料」を支払わせる事で会社として成立させたのは偉業と言えるかもしれません(様々な論調はあるかもしれませんが)。

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