小物工具(#31)

 ちょい使いに自作測定工具。

簡易ロジックチェッカー
 簡易ロジックチェッカー

 回路的には何てことはない74HC14のインバーターで入力レベルに応じたLEDを光らせるだけのものですが、Hi・Lo判定だけでなく立ち上がり・立ち下がりのエッジを検出できるように微分回路を入れて微小幅パルスでも観測できるようにしてあります
 接続ケーブルを除き、全体を清涼菓子(現行品)のケースに入れてお手軽に使えるようにしました。

動作中
 動作中(入力オープン状態なので全点灯)
 上からHi / Lo / Pos Edge / Neg Edge

 清涼菓子のケースでは通常のバナナジャックが使えませんので、プローブや電源の接続部は小型のチップジャックを使います。
 微分回路のコンデンサーによる負電圧発生がありますが、保護ダイオードをつけずに内蔵の保護ダイオードに任せてしまいます。ただ入力のゲートにはさらに外付けで保護ダイオードをつけました。
(参考回路図はこちらのPDFを参照
 プローブピンはテスト棒のついたケーブルをつないで検査したい部分へ当てます。
 この回路、実はずいぶん以前にPICツールボックスを作った時と同じ回路で、PICの書き込みをPICSTART PlusからPICkit3のISP書き込みへと移行したためツールボックス自体がほぼお蔵入り状態になっていたので別に単独機能で使えるように再製作したものです。
 ちょっとマイコン系の製作を進めるにあたって先立って作っておきました。

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