初乗り

 列車旅客用ICカード、関西ではICOCA(イコカ)やPiTaPa(ピタパ)、関東ではSuica(スイカ)です。

残額が少なくても入場できる
 残額が少なくても入場できる
 10円以上残っていればOK(ここでは70円)の良いシステムだと思うのだが・・・

 大阪では私鉄が先行して始めたフェアライドシステム。
 要はプリペイドのカード類により切符を買わずとも乗車・運賃清算を行うシステムなのですが、大阪と東京のシステムの微妙な違いがあります。
 ICOCAやSuicaなどのいわゆるICカードはプリペイドカードと異なり再入金する事で同じカードを使い続ける事ができるようになっています。大阪市交通局と私鉄グループが使用しているシステムのPiTaPa(ピタパ)も同じです。
 これらの非接触ICカード、カードのデザインこそ違うものの見た目も同じ、規格もFelicaで同じ。現在では東西のシステムで相互に利用できますし、いったい何処が違うのでしょうか。
 関西のシステムはこれらのICカードの残額が初乗り料金以下だった場合でも入場できます。10円以上の残高があれば、乗ってから降りる駅まででチャージするか下車駅で清算してもらえれば良いのです。乗ってもらう事がまず最初にあるわけですね。
 関東のシステムはこの方式とは違い、入場時にその駅の初乗り料金以上の残高がない場合は入場させてもらえません。乗車拒否なわけです。しみったれてると言わざるをえません。
 初乗り料金を持っていなければ乗せてやらない、と門前払いをさせられるわけです。非情です。
 これは関東のシステムは入場時に初乗り運賃をチャージから引き落とす事になっており、取りはぐれはないでしょうが、あまりにもセコい。大阪人感覚からすると「なんやそれ?」状態です。
 関西のICOCAは首都圏のSuicaと相互利用できるようになりましたが、この事を忘れているとつい、やられます。関西人の感覚からすると、「お代は利用した後でお支払」だと思うのでイヤな思いをします。
 また紛失時の手数料もICOCAは500円なのに対して、Suicaは1000円と料金差もあります。むむむむむっ!
 ICOCA(イコカ)もって東京行こか(イコカ)~!
 でも、きっとハメられるでぇ。(笑)

2件のコメント

  1. そういえば、この事故、結局だれがどう責任取ったのか追加報道がありませんね.
    だれががスケープゴートにされたのか、だれも知らないふりしてやり過ごしたのか・・・
    先取り方式は払い戻しに問題が出るのが判ったからやめるっていうのも「なんだかなあ」ですね。

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