またもや居酒屋ガレージさん関連の春のハイキングに同行させていただきました。
今回は奈良の若草山です。
近鉄奈良駅からスタート。東大寺大仏殿の横から裏手に回り、二月堂を通ります。
東大寺大仏殿
今回は拝観せず
二月堂境内
実は二月堂のほかに三月堂やら四月堂というのもある
その後、若草山へ入ります。芝生で大変きれいなのですが、維持管理のために入る時に入山料(一般大人150円・子供80円/団体大人120円・子供60円)が必要です。これはかなり前からこのように入山料を取るようになっており、昭和初期からだそうです。
若草山展望台までの途中
この日は黄砂がすごいせいで遠景が見えなかった
奈良県では視程4kmほどだったそうだ
若草山の上に上がる道はけっこうきつい上りで、汗だくになるのですが、そのかわり写真のように上の緩やかな広い場所に出た時に渡る風が大変心地よく、こころが洗われる気持ちがします。
ただし、至る所に鹿の糞が落ちていますので、うっかり座るとお尻の下に豆粒状の鹿糞を踏んづける事になります。
山頂には鶯塚古墳があり、柵で仕切られています。
山頂に作られた古墳は大変珍しいそうです。いちおう前方後円墳とのこと。
鶯塚古墳
さて、奈良と言えば鹿。あちらこちらに居ます。我が物顔でうろついています。ちょっと鹿せんべいなぞ持っていようものなら写真のように群がって集まってきます。持っていた人間が手持ちの鹿せんべいが無くなり移動しても付いてきます。「まだ、持っとるやろ?」と、いった塩梅で、追いかけてきます。一応昼食は鹿が近くに居ない場所で採りましたが、近くに居ると気が気ではない状態で食べなければなりません。
鹿に囲まれる
鳴くわけでもなく、フンフンと鼻を鳴らしながら近づいてくる
毛の生え変わり時期なのでボサボサである
さて、美味しくお昼を頂いたあとは、下りです。下りの行程は春日山の原始林の中を通って行きますが、道も広く整備されていることもあり、自転車で上って来る人たと何台もすれ違いました。いや、すごい気力だと思います。
春日山原始林の石碑
春日山方面から下りてきますと、当然ですが春日大社によってしまいます。さすがに観光の名所ということもあり海外の方も多くいらっしゃっていました。
春日大社
幣殿・舞殿に入る門
春日大社を正面から出て、二の鳥居、一の鳥居と出てゆきそのまま進むと猿沢池(さるさわのいけ)に至ります。この池は流れ込む川も出てゆく川も無いのですが、水量にほとんど変化が無いらしく、不思議な池なのです。
猿沢池
亀が甲羅干ししている
興福寺の放生会で亀が放たれるのか、亀がたくさんいます。
えさをやると、鯉のごとくワラワラと集まってきてえさをついばみます。
猿沢池を通り過ぎ商店街を抜けて近鉄奈良駅に戻り、行程は終了となりました。
今回も、中川青少年指導員の方々、居酒屋ガレージ店主に大変お世話になりました。
なかなか自分で、行楽のために奈良に行く機会が無かったため大変楽しい一日を過ごさせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
居酒屋ガレージさんの記事はこちら。
はぁ~い。
黄砂で見晴らしが悪かったのが残念。
コース的(距離、見所)にはなかなか良だったのではないでしょうか。
行きは(多少)苦しくとも、それを抜ければ楽しい状況というコース取りもなかなか。
二月堂で見晴らしが良かったよりもさらに若草山で良い見晴らし見れる所も二度美味しい感じです。