仕様変更

 久しく見ていないと仕様変更があった模様。

ANTEX C型
 ANTEX C型 半田こて(上:旧型/下:新型)

 現在使用しているC型半田こてであるC15はすでに20年近く使用していて、消耗品であるこて先の交換以外はトラブル皆無の優秀な製品です。セラミックヒーター15Wの半田こてとしては超軽量のペンシルタイプで使いやすい事から、ピストルタイプの半田こてTQ-77も所有していても通常使用はこの半田こて一択です。
 国内では常盤商行が総代理店のようで、他所からの入手はほぼ皆無(常盤商行の代理店・特約店は除く)に近く、共立シリコンハウスの店頭でも見かけることは稀になってしまっています。国産の優秀な半田こてが数多ある状況では、あまり人気のある商品では無いのでしょう。特に消耗品のこて先は困る場合が多く、今回は大元の通販サイトである常盤エレネットから購入しました。
 こて先についてはいつも通りの物が届いていたのですが、予備も含めて今回新たにもう1本C15を購入しました。そこで届いた物を見ると私の所有している古〜いモデルと一部変更がなされています。
 昔は工具掛けのパネルを壁に掛けて、そこのフックに本体を引っ掛けていたのですが、今はそんな事をしないのでしょうか。こて本体についているフックが無くなっています。保管や携帯時にもコードを折りたたんでマジックテープでまとめるなどをしていますので、今やフックの必要性が無いと判断されたのでしょう。届いたC型(C100/C型100V仕様)を見て違和感があったため発覚しました。
 本体ハンドル部を良く見るとマーキングが常盤商行オリジナルになっています。これは昔購入した現在現役使用しているものも同じ。PSEが追加されていたりと多少記載内容は変更ありますがどちらも常盤商行の銘が入っていますので日本総代理店の商品としてのプライドを感じます。

 メンテナンス部品として交換用ヒーターも入手できますが、ヒーターの交換に半田付けが必要というジレンマがありますのでメンテナンスには2本目の半田こてが必要になります。今回購入した2本目は自宅用作業用として運用することにしますが、1本目はこのまま継続運用でも故障してヒーター交換が必要になるまでまだまだ現役だろうと思います。

 今回、改めてANTEX(英国)のサイトで製品情報を確認しましたが、12Vや24V仕様の製品もあるようです。車の改造などでシガープラグ(今やタバコのプラグがオプション)から電源を取って車内で作業できるのは便利そうですね。

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