中華なパチモン(?)ですがちゃんと認識。
Combo384 Amanero(互換ボード)
常用しているUSBオーディオインターフェースはデジットのキットでPCM2706が使われています。そのため48kHz/16bitが最高で、いわゆるハイレゾ(High Resolution)には対応していません。また、最近はやりのDSD(Direct Stream Digital)にも当然対応していません。
使い勝手が良いのはUSB入力からI2S出力ができるので、デバイスのD/Aオーディオ出力とは別に外部D/Aを用いることができ自由度が高いのが救いです。
今更ながらなのですが、なんとかハイレゾ対応のお手軽USBオーディオインターフェースデバイスは無いものかと探してみても単独デバイスで対応しているデバイスは皆無。思い出したのがかなり前に見つけていたAmanero Technologies社のCombo384 Amaneroモジュールです。
このモジュールは最高384kHz/32bitあるいはDSD128に対応しているため現在のハイレゾと呼ばれるデータフォーマットに広く対応しています。
USB入力でI2S出力もしくはDSD出力が得られますので後段のD/Aをハイレゾ対応のものを用意すれば直ぐに楽しめそうです。
MacOS X(現在はmacOS)は10.6以降、USB Audio 2.0に対応しているのでドライバインストールも不要。実際に接続してみるとそのまま何もせずにターゲットを認識してオーディオインターフェースとして利用できる状態になりました。
USBのオーディオインターフェースはこれでOKですので、後段のD/A部分をなんとかする必要があります。
PCM1792Aの電流出力タイプはさらに後段にI/V変換部を作りこむ必要があります。ここはお手軽に電圧出力が得られるPCM1791Aを使ってD/Aをかけてオーディオ出力にしようかと思います。