ずいぶん昔に入手したものを掘り起こしました。
NSX-39
学研(現在はGakken)から2014年に発売され高い人気を誇ったポケット・ミクがあったのを思い出して引っ張り出してきました。
一度、機能チェック的な事はしていたのですが、すっかり忘却の彼方に飛んで行ってしまって懐かしさもあっていろいろいじってみました。
YAMAHAから2013年にリリースされた音源デバイスであるNSX-1(YWM820)はを活用したガジェット。
コアのNSX-1は64ボイスのGeneral MIDI音源としても使えるほか、極めてリアルなアコースティック・サウンドを奏でるReal Acoustic Soundに加えて最大の特徴であるeVocaloidの機能が搭載されたいろいろ盛り沢山なデバイスです。他にもI2Sによるデジタルオーディオの入出力も備えており、かなり機能豊富です。
実際にYAMAHAのワークステーション・キーボードに搭載されて製品として世に出ていました(日本での販売は無し)。
そのデバイスを搭載しスタイラス・キーボードによって演奏できるポータブルなガジェット・デバイスにしたのがこの「ポケット・ミク NSX-39」です。随分昔のリリースだったのでもう終売してしまっており、オークションサイトなどではかなり高額で出品されているようなので入手は難しい状態でしょう。
いやあ、いま使っても面白い。なにせ標準MIDI音源として使える上にパラメータはあまりいじれませんがボカロとしても歌ってくれるのでDAWとキーボードがあればソフト音源など無くてもポケット・ミクだけで音楽として成立した作品を作れてしまうと言うクオリティの高さ。
また暇を見つけて少しいじり倒してみる事にします。