♩サラシに巻いて〜

包丁一本
名曲「月の法善寺横丁」の出だしがあまりにもキャッチー過ぎてすぐに頭の中で再生されてしまいます。
作詞:十二村哲、作曲・編曲:飯田景応で、藤島桓夫が歌う有名な歌ですが、出だしだけだと料理人のハードな修行物語と思いがちですが実は色恋歌。いわゆるラブ・ロマンスな歌詞の歌なのです。
歌詞の内容はタイトル通り法善寺横丁の店に勤めていた料理人が外へ修行の旅に出て、こいさん(店の末娘)を偲ぶという哀愁あふれる物語。歌中に出てくる「藤よ志」というお店は実在しないのですが、この歌から同じ読みの「藤よし」や「藤芳」などの店が増えたのは間違いなさそうです。