保存車両(C11 40)

 福知山駅南口駅前の公園にある保存車両。

C11 40
 C11 40
 撮影 2014年9月

 昭和8年(1933年)、川崎車輛で製造され、福知山機関区に配属された小型機関車C11形の40号。C11形の2次形の特徴であるアーチ管が取り付けられています。
 昭和19年(1944年)から昭和31年(1956年)まで篠山線にて運用。篠山市丹南町公民館の広場で展示されていましたが、平成19年(2007年)1月に「鉄道のまち福知山」のシンボルとして駅南口公園に福知山機関区名に設置されていた転車台と共に展示されています。

展示全景
 展示全景

 福知山駅の高架化と立体交差化に伴いこの公園の西側約100mにあった福知山機関区では検修設備が廃止され機能を豊岡鉄道部に移転したため、設備だった転車台を展示施設として移設しました。
 転車台のイメージを活かすため転車台の設置周囲はターンテーブルとそれにつながる放射状のレールをイメージした装飾が路面に施されています。

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