便利小物(#15)

 ラッピングソケット版ゲタソケットよりは使い勝手あるかと。

ZIFゲタソケット
 ZIFゲタソケット

 ISPで書き込みが簡単にできるようになって実装したCPU/MPUをそれほど頻繁に外す必要がなくなりましたが、ISPできるようにするにはプログラム関連のピン周辺回路に工夫が必要だったり制限がある場合があって、単純にI/Oピンとして使い辛い時があります。
 そんな時は必要に応じてデバイスをソケットから外してプログラマでプログラミングする必要があるのですが、高信頼な丸ピンソケットと言えども十回以上の脱着となると流石に信頼性が怪しくなってきます(そんなにデバッグで取り外し・取り付けするのか?という状況は無視してください)。
 ZIFソケットなら気兼ねなくデバイスを着脱できるので、外部プログラマで書込みを行う場合でも安心して回数を重ねられます。今までミッドレンジPIC用の18pin(右)とATTiny2313用の20pin(中央)は作ってあったのですが28pinは300milのソケットは以外と入手難で600milのものなら普通に販売されているのですがスキニータイプパッケージデバイス用の300mil幅の28pinはほとんど見かけた事がありませんでした。
 最近改めて探してみるとバーンインソケットのTEXTOOL本家が24pin以上は600milしか作っていないようで、ZIPパッケージ用のZIFソケットまであるのにどうして幅の狭いタイプを別で製造していないのかは謎です。多分300milと600milを兼用できるZIFソケットに絞っているのでしょう。昔ならいざ知らず、300milの多ピンパッケージのデバイスがどんどん出てきているのですがZIFを300milで別に製造するつもりはないようです。
 変換基盤を使ってまで600mil対応のZIFを使えるようにする気が全然しなかったので、見つけた時は小躍りしそうでした。パチモンメーカーに感謝(笑)です。

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