蔵出しでゲットしたデジタル電子ボリューム(販売終了しています)を活用。
CS3310-KSZ
Cirrus Logicのステレオ・デジタルボリュームデバイスであるCS3310を入手したので活用できるようにモジュール化を画策しました。
シリアル制御で0.5dBステップの音量制御を行うことができます。THD 0.001%、ダイナミックレンジ116dBとなかなか優秀のようなので制御部分と含めてモジュール化できれば色々活用できそうですでボリューム本体、電源、制御部の一式をまず構築しようと思います。
このデバイス、電源が±5Vと両電源が必要なのが微妙にネック。まず手始めにいつも使用している+12Vからこのデバイスで用いる±5Vを生成する電源基板から製作を始める予定ですが、いくつかの手法があるのでどれで実装するかが悩みどころです。
普通にトランスから±9V出力程度の電圧を正負三端子レギュレータを用いてリニアな±5Vを得るか、+12Vから±5V出力のDC-DCコンバータを用いるか、チャージポンプ型反転コンバータを使い+12V→+5Vから-5Vを生成するかのどちらかを試してみようかと思います。
一番手っ取り早いのはDC-DCコンバータなのですが制御回路にMPUを使うとなるとちょっと電流容量に余裕が欲しいのですが、電流出力が大きいものは高額になりがちなので気を揉んでいます。