若い人には認知できない

 当時の電話をかけるポーズは人指し指をくるくる回す、です。

公衆電話の看板
 公衆電話の看板

 公衆電話、いわゆる「赤電話」が置かれている場所を示す看板。
 今ではカード式公衆電話になりましたので緑色の電話機が置かれていますが、昔は赤い筐体の電話(もちろんアナログ・メタル線)が置かれていました。
 市内通話は3分10円でしたが市外通話は単位料金の10円で通話できる秒数が少なく、遠方に行くほど10円で通話できる時間が短くなりますので大量の10円玉を用意する必要がありました。市外の遠い場所にかけるための100円が投入できる黄色い大型の公衆電話もありましたが、お釣りが出ないのでカード式電話の登場とともに一気に無くなりました。
 今やどんどん街中から撤去されてしまい、ユニバーサル通話料で維持されている公衆電話ですが、災害時などでは一般回線よりも優先されて通話できるなどメリットがちゃんとあります。
 完全になくなる事はないでしょうが、その役割をいつまで維持できるのかは心配なところではあります。さらに言えば電報は慶弔に用いることすら少なくなりサービスを終了する予定になっており、電文読みは無線の世界だけになってしまいそうです。

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