落語家ではなく

 「桂ざこば」、元、「桂朝丸」。

雑魚場料理
 雑魚場料理

 2024年6月に亡くなりました二代目桂ざこば師匠(本名:関口宏)。
 その名前の元が大阪ことばで「ざこば」、漢字表記は「雑魚場」です。
 西区江之子島にあった魚市場で石山本願寺ではじまり、西靭、上魚屋町、鷺島と場所を移動しながら大阪中央卸売市場が昭和6年(1931年)に開業した事で閉場しました。
 江戸時代にかなりの興盛を見せ、堂島米市場、天満青物市場と並び大阪三大市場の一つに数え上げられるほどでした。
 雑魚場料理とはその魚市場から仕入れた海鮮類を用いた料理で魚介類を、焼物・煮物・造り・揚物などの様々で多様な調理法で調理して提供される料理を指します。近い言葉であれば魚河岸料理ということもできるでしょう。
 

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