巨大看板(#60)

 影に潜む巨大看板。

クジラの看板
 クジラの看板

 ある意味自明な店舗。
 クジラがドドーンといます。当然ですが鯨料理専門店です。
 日本は2019年6月30日をもって国際捕鯨委員会(IWC)を脱退し翌日の7月1日から商業捕鯨を再開しました。そのため近海(EEZ)で捕獲した鯨は市場に流通する事になりセミクジラなどの小型鯨が店頭に並んでいます。
 市場には鯨専門店が入り、鯨肉は常に尾の身など様々な部位が店頭に並んでいました。ある年齢から上の人たちには学校給食で鯨のフライが出てきたのを記憶している人もいらっしゃると思います。
 IWC一番のATMだった日本が脱退したため一気に財政難に陥り本部施設の売却など苦しい運営となっています。日本からしたらイチャモンつけ続けてきて全面捕獲禁止?ナニソレ?とキレて脱退した経緯からすると「ザマァ」ですよね。
 そもそも鯨の個体数が激減した一番の理由は西洋人が凍らない油として鯨の脳油の採取といった食料以外の目的とした乱獲を行ったからで、日本は後から捕鯨を開始しましたが食べるために捕獲し、骨まで全て利用し尽くしていて慈しみの心をもっていました(雪鯨橋参照)。そもそも個体数が激減している状態で捕鯨に参加したため自分たちのやった事を都合よく忘れて日本を非難し続けたのです。本当に言いがかりも甚だしいと言えます。
 鯨の個体数を管理してやる、という西洋人の自然をコントロールする(できる)思い上がった思考回路は迷惑千万ですね。鯨の個体数が増えて鯨の内蔵で増えるアニサキスなどの寄生虫が魚や海獣に伝播して人間に被害が及び始めていたり餌となるイカが激減しているのですが、食物連鎖の先は見て見ぬ振り。困ったものです。

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