大阪の難読地名(#127)恩加島

 そのまま素直には読ませてくれません。
北恩加島(きたおかじま)
 北恩加島(きたおかじま)
南恩加島(みなみおかじま)
 南恩加島(みなみおかじま)
 元々は「恩加島」で南北に分かれた地名になっていますが、大阪の「加島」を「かしま」と呼ぶのを知っていれば「おんかしま」と読んでしまいそうですが「おかじま」が正解です。
 「恩加島(おかじま)」は隣接地の千島、小林と合わせて江戸時代後期にこの地を開発した岡島嘉平次に由来するそうです。なぜに「恩加島」であり、「岡島」では無いのかというと、当時のこの地を治めていた代官が開発者である岡島嘉平次に敬意を表して(想像ですがそこに恩の文字を含て)恩加島にしたとの事。
 ちなみに隣接地の島・小の地名は岡島嘉平次の出身地である摂津国東成郡千林村(現在の旭区千林)から採ったそうです。

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