DE10形ディーゼル機関車

 現在はもうここに居ないでしょう。
DE10
 DE10 1576(手前)
 DE10 1574(奥側)

 撮影 2011年10月
 現在は廃止された梅田貨物駅での構内で入替に運用されていましたDE10型ディーゼル機関車です。
 写真では判り辛いですが、1576は白地のプレートで1574は切り文字となっています。どちらの車両も現在のJR貨物の塗色へ変更された後。両車両ともに広島に所属の状態でした。
 DE10はDD51のエンジンの強化版であるDML61ZA(写真の機種はDML61ZB) V型12気筒エンジンを1基搭載している中型のディーゼル機関車です。
 運転席下にある燃料タンクとも見える四角の箱はレールへの粘着性を増すためのデッドウェイトでコンクリートが詰まっています。
 貨物専用ではなく汎用機として製作された事から貨物入替以外の客車列車牽引にも運用されており関西では嵯峨野観光鉄道でのトロッコッ列車の牽引に運用されています。こちらは梅小路の1156が塗色変更をしてほぼ毎日緩行列車として運行中。
 昔はDD51に比べるとちょっと小さめDE10をよく見たのですが、順次廃止・廃車となって行っているようで、時代の流れとも言えます。
 写真の機関車も梅田貨物駅の廃止とともに他所へ転属しました。

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