JR西日本223形 3000番台

 実は2000番台の一部。
223系3000番台 V13編成
 223系3000番台 V13編成(先頭3014)
 撮影 2010年6月
 新快速の最高速度130km/hへの引き上げに伴い製造されたグループで、編成の構成は2000系と混在しています。写真の車両は1999年の近畿車輛製です。
 コストカットのため1000番台に比べて簡略化された装備が目立ちます。
 補助席の背もたれが利用可能時にランプが点灯するものだったのが、単なるプレートに変更されたり、電動機が1両あたり4基あるものが3基に減らされている車両となります。また、テールライトがヘッドライトの下に別位置にものがヘッドライトと一体化したユニットとなっています。これらにより、通常の車両と区別するため3000番台とされました。そのため2000番台に欠番が生じていますが、3000番台に電動機を追加して改番する際に車番から1000番引く事で元に戻せるようになっています。同様に運転台の無い電動機3基の中間電動車3000番台(モハ)は区別するため222系としています(2000番台も同様)。
 東海道・山陽本線での12両編成の新快速での4+8両構成の4両部分で運用されています。写真のように途中から4両編成として切り離されて独立して運行する(あまり採算の良く無い)路線でも運用されています。

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