郵便差出箱

 ポストといえば「赤い顔して一日中道の端で立っているものな~んだ?」というナゾナゾです。

郵便差出箱13号
 標準的なポスト
 現行のポストは車椅子に座ったままでも投函できる高さに設置されている
 これはエクスパック対応のポスト(郵便差出箱13号)

郵便差出箱7号
 1世代前のポスト
 運用が途中で何度か変わり左右の投函口の使い分けが変遷している
 まだ日本郵政公社のロゴが貼り付けられていない(郵便差出箱7号)

郵便差出箱1号
 古いタイプのポスト(丸ポスト) 郵便差出箱1号(丸型)
 現在では都市部においてこのタイプで設置・収集が行われいるところは非常に少ない
 これは新梅田シティの地下街(滝見小路)に設置されていて大阪中央局が収集局

 で、郵便ポスト(正式名称は郵便差出箱)なんですが、日本ではポストといえば赤い色になっています。郵便事業を導入する際に参考にした英国の郵便制度が元で日本のポストは赤い色になっているのです。
 しかしながら世の中そうは問屋がおろさない、というか、違う色のポストもあります。

速達郵便専用のポスト
 速達郵便専用のポスト(右側)
 青色が基本であり、赤い色の通常のポストの横に併設されることも多い

 このあたりは見たことが多いかもしれませんが、何がどうなったのかこれらと違う色のポストが忽然と現れる場合があります。

郵便事業100周年記念のポスト
 茶色いポスト
 日本銀行大阪支店前に設置されている郵便事業100周年記念のポスト
 町の景観を損なわないように茶色になっているが、上の彫刻があるので目立つ

万国郵便連合加盟100周年記念
 木製?
 大阪中央郵便局前に設置されている万国郵便連合加盟100周年記念ポスト
 問い合わせると木製のポストだといわれたが違うはず

 ほかにもいろいろな色や意匠を施したポストがあるらしいのですが、大阪近辺でもかなり見つかりそうです。赤くないポストでも通常の収集処理が行われますのでご安心ください。
京阪神にも変な色のポストがありますので、そちらは現地確認をしてからご報告させていただきます。
 ちなみに英語(米語)でpostは郵便受であり各戸の玄関先に置かれるものでして、日本で言うポストは郵便箱でありmail boxが正しいようです。でもイギリスではpostは郵便の投函先(日本のポストと同じ)でして、ややこしいことになっています。
 しかし、この記事だけ見るとポストマニアと変わらないですね・・・。

5件のコメント

  1. こ、これはさすがに取材に行けない・・・。
    ダイビングライセンスをはがき投函のために取得する?のも一興ですね。
    すさみ町、友人がよく潜りに行っておりまして噂には聞いた事がありますが、本当に収集・配達に回されるのですね。
    収集する日や時間は決まっているのかが疑問です・・・。いわゆる私設ポストでしょう。
    しかし「投函前にハガキを海に流さないように注意」には納得!

  2. 速達郵便専用のポスト
    普通の「赤」ポストと並んでいても、速達は「収集:大阪中央」が多いですね
    いまではどこが収集しても同じだと思うのですが (爆
     #ちょっと、内輪ネタでスンマヘン

  3.  それよりも、速達ポストの収集回数が通常の赤ポストとあまり変わらない方が気がかりです。
     特定局の窓口で速達を出すより、速達ポストや集中局で出した方が早く処理される事があるのもお客さんの誤解を招く一因です。
     高い速達料金を払った分、劇的に早く送達完了かと言われると普通郵便との差が微妙なのも辛い所ですね。

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