頭から喰ってやる

ネットに冗談のつもりで書き込んだら逮捕されたって話しがありましたが。
小女子(コウナゴ)
小女子(コウナゴ)
関西、特に阪神・淡路方面では季節が来ると命をかけて如何に美味しく釘煮(くぎに)を作るかを競い、大量につくった釘煮をご近所・親戚などにお裾分けしてくれます。
イカナゴですがこのように小女子(コウナゴ)とも呼ぶこともあり、「小学校で焼いて殺してやる!」と冗談で書き込んだら猟奇事件の予備軍と警察に目をつけられネット上の犯行予告として逮捕されてしまったというなんとも釈然と事件がありました。この事件の場合は具体的な場所や日時などを記したため犯行予告として取り扱われましたが、そのままの意味として取ると小女子はヒトではありません。でも小学校で小女子を焼き殺すと言われれば、昨今の状況を考えると、笑って済ませられる冗談では済まないですねぇ。
まあ、「全身をそのまま、しょうゆとみりんで煮詰めて喰ってやる!」。
とすれば、どう考えても佃煮を作っているようにしか見えませんが、関東地方では小女子に対する認知度が低いのか事件として取り扱われてしまいました.造り方は佃煮なのですが、出来上がったイカナゴの形が釘に似ているという事で釘煮(くぎに)と呼ぶようになったそうです。
通年、店頭で並んでいたりしますが、実際の旬は春でして、イカナゴの釘煮が店頭に並び始めるとそろそろ春という、風物詩的な食べ物になっています。
でも、この字でコウナゴとは読めませんよ。
参考サイト
くぎ煮.jp http://www.kugini.jp/

3件のコメント

  1. ありましたねそんな事件。
    犯人はなんでそんな冒険をするんだろうと思いました(笑)
    小女子ですが、関西弁で女のことを「オンナ」ではなく「オナゴ」と発音したり、またそのオナゴを「女子」と書いたりします。
    で、小・女子(コ・オナゴ)→コオナゴ→こうなご(表記のみ変化、発音はコオナゴのまま)ではないかと類推します。

  2. >居酒屋ガレージ店主さん
    ありゃ?どこかで見た記憶があったのはこれか…
    いやあ、かぶりましたねぇ(笑)
    >キャムたなさん
    >小・女子(コ・オナゴ)→コオナゴ→こうなご
    一応、うなぎに似ていて小さいことからコ・ウナゴで、読みが(こうなご)から訛って(こおなご)になり、「おなご」に「女子」の字をあてたとの説もあります。
    関西人としては「おなご」→「女子」説を推したいところです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA