PCM1792 DACユニット(#6)

 今回本命のD/Aコンバータ基板。

PCM1792基板
 PCM1792基板

 データシート記載の回路を元に基板を製作しました。
 実装面積的に厳しいのでバイパス・コンデンサ類はφ5mmのラジアルリード電解コンデンサではなく全て1608サイズのチップ積層セラミックコンデンサでハンダ面に実装しています。大容量のものだと3216などの大きいサイズになってしまいがちなのですが47µFの積層セラミックで1608サイズがあるのはありがたかったです(耐圧6.3Vと低めですが)。ユニバーサル基板で実装する場合、2.54mmピッチで穴径がφ0.8mmである場合がほとんどで、この場合の隣り合う穴の端と穴の端との間のピッチ(穴と穴の間のピッチではない)は1.74mmとなります。手実装する場合に1608は小さくてもまだ扱いやすいサイズ。2012だと穴にリード線が出ている場合は穴間1つに実装できません。小さくすれば良いわけでも無くもっと小さい1005などでは手実装するには取り扱いが厄介で、米粒どころか粟粒レベルなのでちょっとしたことで紛失してしまいます。
 今回製作したPCM1792の電源ピンの配置などはPCM1791に似通っているものがあります。出ているピンの左半分(pin1〜14)は電源も含めて全てデジタル系に、右半分(pin15〜28)は全てアナログ系にキレイにまとめられています。PCM1791の場合はパッケージの上半分(pin1,28に近い方)がデジタル系、下半分(pin14,15に近い方)がアナログ系にまとめられていました。

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