最近の建物では設置されなくなりました。
屋上の貯水タンク
清掃などのメンテナンスが必須なので、近年の建物は屋上からさらに上に持ち上げた貯水タンク(高架水槽・高置水槽)を設置することをせずにポンプで常時圧送する直接給水形式になり見かける事が少なくなりました。
貯水タンクは現状の設備も老朽化して交換などが必要になりつつありますが、常時圧送式に変更するにもポンプ室の設置が必要など切り替えができない事情もあり取り残された感のある貯水タンクを多く見かけます。団地やマンションなどでは受水槽とポンプ圧送方式だったり、新築や建て替え時に設置されなくなっているので今や昭和の忘れ形見のような存在と言えるでしょう。
余談ですが世の中給水塔マニアという方々らいらっしゃり(日本給水党など)、ユニークな形状の給水塔の姿を集めていらっしゃって、その奇特な形状には驚かされるものがあります。