PSG音源

 懐かしいと思う人はそれなりの年齢。

PSG音源
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 ふとした事で超懐かしいデバイスであるAY-3-8910Aを入手しました。
 私が入手したのは現行のMicrochip製ではなくオリジナルメーカーであるGI(General Instruments)の物でしたが、使い方は同じです。
 入手しただけでは「鳴りもの」デバイスが可哀想ですので世の中、先陣の片の上に乗せてもらおうと探してみるとArduinoを使ってMIDIデバイスとして鳴らせるスケッチと回路図等を公開していらっしゃるのを見つけました(詳細はこちら)。
 回路規模も大きく無いので部品が揃ったところでサクッと製作。アナログ系の場合と違いデジタルの配線は余程でない限り気を遣わなくて良いので作りやすかったですね。信号線はいつものようにUEWを使って配線しました。
 参照サイトに制作方法やスケッチ等の情報一式が入手できますのでそれらを見ながら製作を行い、ダウンロードしたスケッチを書込めばおしまいです。
 使用しているArduino Pro Microの入手が面倒くさかったですが、それ以外はキーデバイスのAY-3-8910さえ入手してしまえばなんて事ありません。
 AY-3-8910(Proigrammable Sound Generator)はPC-6001/mkIIやFM-7/77、MSXに相当デバイスが搭載されていて、鳴らされる音を聞くと往時の雰囲気が甦ります。他にも様々なアーケードゲーム機にも搭載されていましたから、ゲームサウンドの方で馴染みがある方も多いかも知れません。
 それにしても現在もMicrochipがこのデバイスを製造しているのは驚きでした。
 どこに需要があるのだろうと思うぐらいです。昔のアーケードゲーム機の保守部品としては数が知れていますし、どこで用途があるのでしょうか・・・。

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