デジタルパワーアンプ

 死蔵部品活用プロジェクト。

TPA3001D1パワーアンプ基板
 TPA3001D1パワーアンプ基板(部品配置検討中)

 お手頃D級オーディオパワーアンプのデバイスであるTPA3001D1を使ったパワーアンプの基板を製作開始しました。パッケージはSOP24ピンですので変換基板を使って600mil幅のソケットを用いて本体基板に実装しています。
 組み上げる回路はデータシートの掲載のアプリケーション回路と全く同じで、部品に種類の指定や推奨があるものはそれらの指示に合わせています(CBYPASSはタンタル1μFなど)。
 最大出力20Wとなっていますが、電源電圧18V・インピーダンス8Ωの場合で、私が使用している環境の12V・8Ωだと9Wほどが最大出力になります。とは言っても、一般民家では1Wも出せばかなりウルサイので十分な出力ではあります。
 D級アンプですがコンデンサー類はオーディオ系を使用してみました。Zobelフィルタはコンデンサで音質がそんなに変化しないらしいので一般的なフィルムコンデンサーで実装しています。
 このデバイスは出力にコイルが必要ないとのことなので、データシート通りにフェライトビーズで出力ラインを構成しています。本当にノイズが出ないのかは鳴らして見ないと判断できませんね。

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