楠風台(なんぷうだい)

大阪の難読地名(#97)楠風台

 一文字目をクリアしたら楽勝でしょうか。  楠風台(なんぷうだい)  「楠」の一文字だけなら「くすのき」です。「南方熊楠(みなかたくまぐす)」と同じ系統で読みそうですが、こちらは「なんぷうだい」と読みます。一瞬「楓」と混

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八戸ノ里(やえのさと)

大阪の難読地名(#95)八戸ノ里

 青森県に八戸(はちのへ)という地名がありますがこちらはちょっと違います。 八戸ノ里(やえのさと) 地元の人はなんら難読地名という認識が無いのは常なのですが、こちらは近鉄沿線や地下鉄谷町線沿線の人にもそういう認識は無いよ

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阿保(あお)

大阪の難読地名(#94)阿保

 阿保と書いて「あほう」。そんな簡単なら難読地名ではありません。 阿保(あお)2丁目 大阪の一般的なツッコミ、「あほやなぁ!」ではありません。 阿保と書いてよみは「あお」。フランス語のアッシュではありませんが、Hの音がど

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伶人町(れいにんちょう)

大阪の難読地名(#93)伶人町

 そう、すなおに読んで良いのか迷いそうです。 伶人町(れいにんちょう) なかなか、りっしんべんの「伶」という文字を見る機会がありませんので不安になりますが、「れいにんちょう」が正解です。 四天王寺舞楽法要を奉ずる楽人の町

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止々呂美(とどろみ)

大阪の難読地名(#92)止々呂美

 トトロではありませんよ。 止々呂美(とどろみ) 「ととろみ」と読めた方はかなり近いですが、一部の音が濁って「とどろみ」が正解。 上止々呂美と下止々呂美があり合併したそうなのですが、元の地名としての止々呂美の由来はハッキ

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神路(かみじ)

大阪の難読地名(#91)神路

 地名としては一発変換しましたが。  神路(かみじ)  ちょっと読みは変則的ですよ。  音訓混合なので、この読みに至るにはちょと難しいと思います。「じんろ」だったり、「かみろ」だったりは簡単に思いつくかもしれませんが、「

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博労町(ばくろうまち)

大阪の難読地名(#90)博労町

 「ちょう」か「まち」かどちらか判らなくなります。 博労町(ばくろうまち) 「はくろうちょう」ではありません、「ばくろうまち」または「ばくろまち」が正解。「博労」を「ばくろ」と読むところが難しいと思います。あとは「町」が

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枚岡(ひらおか)

大阪の難読地名(#89)枚岡

 枚方(ひらかた)が読めれば想像つきますね。 枚岡(ひらおか)駅 近鉄奈良線である 左右の駅も充分難読(笑) 地名地番として残っていないのですが、ごらんのように近鉄の駅はそのまま。 しかし大阪市内からこの方面へ向かう国道

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西古室(にしこむろ)

大阪の難読地名(#87)古室

 沖縄では阿室で「あむろ」と読みますが、ここは大阪です。 西古室(にしこむろ) この交差点の東側は古室である まあ、そう言われてみると「ははあ」と簡単に読めそうですが、やっぱりちょっと難しい。 応仁陵を初めとする、大小か

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雁多尾畑(かりんどおばた)

大阪の難読地名(#86)雁多尾畑

 これもちょっと読めません。 雁多尾畑のバス停 これではさっぱり判りません。 実は探索していて見逃したいたのもこのバス停のせい。 でもなにやら、バス停名称のあたりに貼紙がしてあるので、めくってみると。 雁多尾畑(かりんど

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蕎原(そぶら)

大阪の難読地名(#85)蕎原

 これもちょっと読めませんよ。 蕎原(そぶら) 「そばはら」(蕎原)と書いて「そぶら」。どう読めと言うのか、と反論しそうになります。 と思いましたら、やっぱりその方が正解で「蕎麦原」というのが昔の地名だとか。南北朝時代に

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南面利(なめり)

大阪の難読地名(#84)南面利

 ケンメリならばスカイラインですが、ちょっと違いますよ。 南面利(なめり) この一帯が南面利町(なめりちょう)という町名になっています。 外環状線を走っているとこの集落に入る道を矢印で示されている標識が出ていますが、これ

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摩湯町(まゆちょう)

大阪の難読地名(#83)摩湯町

 読めても変換候補には出てきませんよ。 摩湯町(まゆちょう) さあ、「まゆ」と言われてこの文字が書けるかどうか。 魔法の魔ではありません。神戸の摩耶山と同じ摩を使います。 近くに摩湯山古墳というのがありまして、そちらの名

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山直中町(やまだいなかまち)

大阪の難読地名(#82)山直

 「やまなお」とか「やますぐ」ではありません。 山直中町(やまだいなかまち) 山直と書いて「やまだい」と読みます。いや、読めません。無理です。 普通に想像しても「直」が「だい」になる読みはそうそうありません。 そのためか

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上馬伏(かみまぶし)

大阪の難読地名(#81)上馬伏

 読めそうな気がしますが正解は遠いと思います。 上馬伏(かみまぶし) なんとなく読めそうで、読めません。馬伏が「まぶし」です。 江戸時代からあった地名で、現在は四宮になってしまっており、この地名が住所表記に出てくることは

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土師ノ里(はじのさと)

大阪の難読地名(#80)土師ノ里

 以前に同じ漢字を使う土師(はぜ)を紹介しましたが、今回は違います。 土師ノ里(はじのさと) 近鉄の駅があり、ちゃんと読みを記載してくれています。 土師ノ里駅 地名で紹介するのはちょっと気が引けるのです。 現在は地名とし

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誉田(こんだ)

大阪の難読地名(#79)誉田

 これは「ほまれた」ではありません。 誉田(こんだ) 千葉県に同じ漢字で「ほんだ」というのがあるそうですが、こちらは「こんだ」です。どちらにしても読めません。 地域には誉田八幡宮(こんだはちまんぐう)があり、その名前から

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穴太(あのう)

大阪の難読地名(#78)穴太

 これはかなり厳しいと思います。 穴太(あのう) 「あなふと」としか読めそうに無いのですが、「あのう」です。 もちろん「あなた」でもありません。 どう、読むと「あのう」になるかは大変不思議です。 穴穂から転じた可能性も否

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