大阪瓦斯ビルディング

 通称ガスビル。

大阪瓦斯ビルディング
 大阪瓦斯ビルディング

 1933年に南館が安井武雄の設計により竣工されて後に佐野正一(二人とも安井建築設計事務所)の設計により1966年に北館が増築されました。
 登録有形文化財(建造物)になっている歴史ある建物です。
 一体化しているのでわかりにくいのですが向かって左側が南館で右側が北館。南館が先に2003年3月に登録有形文化財に登録され北館も含め追って登録されました(指定番号27-0215)。
 登録基準は『造形の規範となっているもの』が挙げられています。水平・垂直線を基調とした幾何学的なデザインが特徴で白磁タイルと黒曜石の白黒によるコントラストある外観は確かに昭和初期の建物としては現在でも(レトロ)モダンな建築でしょう。北館は増築に際して窓の大きさや柱割などが変更され北館と印象が統一されつつもさらに新しさを見せる外観に仕上がっています。
 都市再生特別措置法に定める都市再生特別地区として2028年から北館の改修工事が開始されるそうです。改修内容と並行して2024年からこの写真の裏手にある所有地に地上33階建て・高さ150mの西館を新設し本社機構を異動させます。写真にある電波塔は北館から撤去、取り外した電波塔の位置に吹き抜け空間を新設。また新しく建てる西館とは3階〜7階を連接空間として空中回廊で接続し、連接される3階はイノベーション拠点として推進するイノベーションスクエアやコワーキングスペースとして運用する予定です。
 これらは都市再生特別措置法に定める都市再生特別地区における都市計画として進められるそうです。
 レトロなビルの後ろにそびえるモダンな高層ビルはどのような景観に見えるか楽しみです。

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