TA2020-20アンプ電源ユニット

 別途進めていたパワーアンプの電源ユニットが完成しました。

TA2020アンプ用電源ユニット
 TA2020アンプ用電源ユニット(外観)

電源ユニット内部
 電源ユニット内部

 先日の製作体験会でパネル加工等を行い、自宅に戻って内部配線と組立て完成。
 まあ、いわゆる非安定化ACアダプタ。別途製作を進めているレベルメータ付きTA2020-20アンプのための電源ユニットです。
 前回と異なるのは以下の点です。
 ・ACインレットのノイズフィルタを省いた
 ・電源スイッチを前面パネルに移動
 ・DCアウトを始めから3つ実装
 ・ACアウト(スイッチ連動)を追加
 ・ACのオンライン・パイロットランプを廃止
 ACインレットのノイズフィルタを省略したのは、電源を供給される機器側で必要に応じてノイズフィルタを入れる事で解決することにしたためです。フィルタ付きのインレットを実装するとその大きさから前面パネルにスイッチを配置する筐体内のレイアウトに無理が生じて(入らない)、平滑基板の側をACラインが通過する筐体内配線を避けたかったのもあります。平滑後の給電されるラインにフィルタを入れる方がノイズ低減効果は高いでしょうし。

背面パネル
 背面パネル

 パワーアンプ以外のアクセサリユニットも製作予定をしていて、そちらにも給電する前提でDC出力を以前より増設。まだ構想段階ですがスペクトラムレベルメータなどの光り物を予定しています。聴くための回路以外は片電源で済ませる事ができそうですので、外部ユニットはLDOの三端子レギュレータで12V安定化をするだけでいけると(甘い)見通しを立てています。
 必要があれば±15V電源ユニットを別途作る事にします。その場合のために必要となるACアウトレットも前回より追加しました。
 電源ユニットの核であるトランスですが、この大阪高波製OIコアのステップダウントランス。漏れ磁束も小さく電源容量も大きい割にコンパクトなので使い勝手が良いのですが、実は大阪高波のウェブサイトには掲載がありません。OIコアのトランスはシリコンハウスの店頭販売で並んでいますが、メーカー標準ラインアップではなく特注製品扱いとなっており、そのためか通販の共立エレショップには登録がありません。

2件のコメント

  1. 自分は、こんな物学生時代作ってまして、巨大電解コンデンサー
    が、逆移設で、爆発しました。

  2. 有極の部品を逆接続したときのカタストロフっぷりは半端無いですからね〜
    私はやった事無いですが、友人が電解コンデンサ逆接続して部屋中にアルミ箔の破片をまき散らしたそうです…

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