Raspberry Pi 3

 年末セールでお安くなっていたので購入。

Raspberry Pi 3 Model B
 Raspberry Pi 3 Model B

 Pi/Pi2からかなりの性能アップ。消費電力もアップ(苦笑)。
 先に購入していたRaspberry Pi Model B+から比べるとコアの増強(ARM1176/2コア/700MHz→ARM Cortex-A53/4コア/1.2GHz)、メモリも増強(512MB→1GB)しています。
 一番の困ったちゃんなのが消費電力です。600mA(3W)から1.4A(最大2.5A)も食うので高性能なのは良いのですがピーク時2.5Aというのは5V電源としてはかなり大容量の電源を要求されます。通常のUSB給電用のアダプタは1Aぐらいが普通で、iPad対応で2Aぐらい。
 まあ、オンボードでWi-Fi(802.11n/b/g)とBluetooth 4.1を搭載しているので仕方が無いとは言え、3Aぐらいの容量が無いと辛いと思います。
 microSDオンリーなのはPi 1 Model B+と同じなのですが、ソケットがラッチなしの廉価版に変更されてしまっていてちょっと残念。
 早速Volumio2の最新バージョン2.348のディスクイメージをmicroSDカードにインストール(手順等は以前の記事Volumio 1.55 / Volumio2を参照して下さい)して起動してみますと、Ethernetは当然ですがオンボードのWi-Fiがそのままホットスポットとして起動し、なにも機器を追加したり設定を変更する事無く有線でも無線でもAirPlayのプレイヤーとして接続してすぐに使う事ができる状態になっています。本当に手間いらずになりました。
 ただしBluetoothはVolumio2のインストールイメージには含まれていませんので使うには追加でインストールと設定が必要になります。通常のRaspbianであればそのまま使えるはずですが、Volumio2の環境と融合させるのは面倒そうですね。
 とりあえずVolumio2を使って1日稼働してみましたが、負荷がそれほど高く無いせいか、オンチップのデバイスは熱くなる事も無く熱暴走もせず快適に利用できました。一応、放熱器は別途購入したので機会を見て保険と思い付けておこうと思います。
 ハイエンドのパソコンとまでは行きませんが、そこそこ高性能なLinux環境を低廉な価格で利用できるのはやはり素晴らしい事ですね。ワンボードなのでケースや放熱の工夫等は別途必要ですが、それでもこのお手軽感はうれしいのですがMPDとしてだけ使うにはもったいないスペックです。
 究極の小型MPDを構築できるPi ZEROも気になるところですが、またの機会に。

4件のコメント

  1. こんにちは、またもやBINGEです。
    なんぎさん?最近PC関連の作業が多いようですね・・・。
    さて、わたくしは、なんぎさんもご存知かと思われる。
    日本橋の共立電子に先日いってまいりました。そこで、USB線の端に
    つける、キャップを入手いたしました。
    高校生時代の日本橋と、がらっと変わって、現在PCの店ばかりです。
    当時と大きく異なり、メインストリートは・・・・。
    最近は、裏の路地にPCショップが、ちらほら・・・。
    それでは。

  2. zettaさん、コメントいただき有難うございました。
    なかなか興味深い記事を拝見させていただきました。
    セパレート構成というのは単純に負荷分散で得られる結果だけではなさそうですね。もう一台買ったら試してみます(おぉ、私も人柱?)。
    当面はPi Model B+802.11n(150Mbps)で頑張れる範囲でやってみますね。

  3. BINGEさん、コメント有難うございます。
    もう、単純に半田ごて使う作業が出来てないだけで…お恥ずかしいかぎりです。構想は色々あれどなかなか着手することができず。一番のハードルはパネルなどの機械加工なんですがね…
    電子部品ショップが、デジット(場所的に一番古い)近隣に集まってくれたのは大変助かってます。日本橋の広い中を歩き回るのは、昨今の混雑では辛いですから。
    PC関連はジャンク品扱いのショップインバースあたりはよく覗きますよ。性でしょうね(笑)

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